学校生活

音楽Ⅰ観阿弥終焉の舞台『舞殿』にて能謡奉納体験授業を実施しました


 能(謡)の奉納

1月29日、お天気に恵まれた穏やかな午後、静岡浅間神社で音楽Ⅰ授業選択2クラスによる能「羽衣キリ」謡を奉納しました。能を舞える男子生徒がいるクラスの方では、舞も奉納しました。神聖なる舞殿では、音楽室では体験できない不思議な声となって謡が響き渡るのを味わうことができました。観阿弥の見た世界と同じ景色を体験でき、感動しました。

奉納後は普段見ることができない、舞殿の内側から上部の彫刻を鑑賞させていただきました。また、通常一般開放されていない本殿の方まで案内していただき、一木造の彫刻の素晴らしさを直に見ることができました。

知識を得られたことで、ご近所の静岡浅間神社により親しみを感じられるようになりました。

音楽Ⅰ静岡浅間神社実地学習のお知らせ(公開)

“観阿弥終焉の舞台”『静岡浅間神社舞殿にて能謡奉納』します。能舞台

日時:令和6年1月29日(月)

   13:10頃  16HR(鈴木敬稔さんの舞も

            見られます)

   14:20頃 11HR(響きます)

会場:静岡浅間神社大拝殿前の”舞殿”

   素木づくりの舞台

能の創始者;観阿弥が今川氏に呼ばれ駿河浅間の舞台にて舞い、15日後に亡くなるという、最後の舞台になった静岡浅間神社の舞殿にて静高音楽Ⅰ選択者82名が「能『羽衣』キリ」謡を浅間(あさま)神社、神戸(かんべ)神社に向かい奉納します。 

※一般参拝者も沢山いらっしゃるので、静高関係皆様の御来場をお待ちします。

能奉納 事前告知.pdf

静岡浅間神社で実地学習をしました

浅間神社楼門

工芸Ⅰの授業で国の重要文化財に指定されている静岡浅間神社に行ってきました。


天候には恵まれず冷たい雨の中、傘をさしながらの学習となりましたが、徒歩で移動して通常授業内で学習できる本校の立地は恵まれています。

「おせんげんさん」の愛称で親しまれている静岡浅間神社ですが、実は神部(かんべ)神社・浅間(あさま)神社・大歳御祖神(おおとしみおや)神社の3社からなる、神社の集合体です。

20年以上かけて建物の漆の塗り直しや彫刻の修復を行っており、経年変化した漆と鏡のように自分たちの姿が映る塗りたての漆との比較もでき、受け継がれている匠の技を見ることができました。

説明一般公開されていない本殿も案内していただきました。風雨の影響の受け方に差が生じることで、本殿の表側と裏側では彫刻の彩色や金箔の状態が異なり、説明にあった経年変化を実感できました。また、これらの社殿を作っていた職人さんが家具やプラモデルをはじめとする現在の静岡市の地場産業に繋がっていると知ることができました。

帰りにはおみくじを引いて楽しむ生徒もいました。実地学習を通して、おせんげんさんをより身近に感じられるようになりました。

3学期が始まりました

1月5日配信による3学期始業式が行われました。当日の富士山

校長先生は元旦に発生した能登半島地震を受け、「私たちに今、何ができるのか」をお話しされました。被災地の能登半島にある高校を紹介しながら、

・被災地の人々に思いを寄せること

・自分にできる形でできることをする

・地震への備えることの大切さ

校長先生

 について、地図を示しながら話してくださいました。

 親戚や知人・友人が被災地にいる生徒もいるのではないでしょうか。

 報道される被災地の様子に胸を痛めている生徒も多いことでしょう。

 当たり前に過ごせる日々のありがたさを改めて感じ、感謝の心を持って心新たに学校生活を送っていきたいと思います。

2学期終業式が行われました

 12月22日(金)、令和5年度2学期終業式がオンラインで各HRへ配信されました。

終業式の前には、2学期に様々な受賞をした生徒の表彰式が行われ、多くの生徒が校長先生から表彰状を受け取りました。中には1人で何回も受け取る生徒もいて、大活躍ぶりに目を見張りました。

また、輝かしい留学報告をした生徒2名の報告会も引き続き行われました。県や企業の留学制度に参加し、外国で過ごしたかけがえのない日々を、準備期間も含め入念に準備した資料と共に熱く語ってくれました。自分もチャレンジできるかも、してみたい、と思った生徒も多かったのではないでしょうか。

彼らに続き、自分の可能性を自ら進んで伸ばす静高生が出てくることを期待しています。