学校生活
PDA即興型英語ディベート東海交流大会
6月12日(土)、オンライン(Zoom)でPDA即興型英語ディベート東海交流大会(主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)が行われ、岐阜県立岐阜高等学校、愛知県立岡崎高等学校、三重県立四日市高等学校と本校の4校から、8チームが参加しました。
第1ラウンドのお題は「We should outsource coaching of club activities.(部活動の指導を外注すべきである。)」でした。肯定側からは現状の教員の負担についてや練習の質の向上について、否定側からはトラブル発生時の責任の問題や体罰の問題などについて議論しました。ディベートが終わるとジャッジが勝敗を出している間、対戦したチームとお互いの学校の部活動の状況などについて会話を楽しみました。
続く第2ラウンドのお題は、「Accepting immigrants does more good than harm. (移民の受け入れは害よりも利益をもたらす。)」でした。日本の雇用状態などを考えてお互いに意見を交わしました。ディベートが終わると、普段どう英語の勉強をしているのか、ディベートの練習はどのように行なっているかなどについて話し、交流を深めました。ジャッジの先生によるコメントの時間になると、今後に活かそうと真剣に聞き入る様子が見られました。
そしてジャッジが高く評価した生徒6名によるエキシビションディベートが行われました。本校からは2年生の南雲円香さんと西堀月渚さんが選出されました。論題は「Online learning should be introduced in high schools, and students should go to school only three days a week. (高校では、オンライン学習を導入し、登校日を週 3 日にすべきである。)」でした。新型コロナウイルス感染症のリスクと対面で授業を受ける必要性・重要性について議論が交わされました。具体例もたくさん飛び交い、甲乙つけがたいディベートとなりましたが、見学していた生徒・教員の投票により、Government(肯定側)の勝ちとなりました。
今大会では静岡高校 Aチームが3位入賞、エキシビションディベータ賞に南雲円香さん(2年)、 西堀月渚さん (2年)ベストディベータ賞に 久村惇君(1年)、ベストPOI賞に南雲円香さん(2年)、櫻井あんりさん(1年)が選ばれました。
本校からは有志で結成したチームで参加しましたが、2チームとも善戦しました。
静岡A 榑林優成(2年)・南雲円香(2年)・西堀月渚(2年)・久村惇(1年)
静岡B 秋山果歩(1年)・芦澤 圭太(1年)・櫻井あんり(1年)・藤谷由衣(1年)
第42回教育講演会「はやぶさ2 深宇宙52億㎞の旅路」月崎竜童 氏(119期)
静岡高校では、毎年各分野の第一線で活躍している卒業生を講師に迎えて、講演会を行っています。
本年度は、月崎竜童氏(119期)を講師にお迎えして以下の要領で実施しました。
日時 令和3年6月22日(火) 13:30~15:30
会場 静岡市民文化会館 大ホール
講師 月崎竜童 氏(119期)JAXA宇宙科学研究所 助教
演題 「 はやぶさ2 深宇宙52億㎞の旅路 」
講師は2003年静岡高校卒業の119期生です。2008年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程に進学しイオンエンジンを研究テーマとし、さらに博士課程に進みました。2013年同大学院博士課程を修了するまでの間、2008年9月から2010年6月までJAXA宇宙科学研究所はやぶさプロジェクトのリサーチアシスタントとして、2010年5月から8月まではNASAゴダードスペースフライトセンターのリサーチアシスタントとして、さらに2010年4月から2013年3月までは日本学術振興会特別研究員DC1として研究を進めました。2013年博士課程修了と同時に博士号を取得し、JAXAに所属してはやぶさ2プロジェクトチームに加わりイオンエンジンの開発に従事します。はやぶさ2は2014年末に打ち上げられ、その後は運用に入りました。2013年4月から7月まで日本学術振興会特別研究員PD、2016年9月から2017年10月まではカリフォルニア大学ロサンゼルス校の客員研究員として渡米し、帰国後、はやぶさ2の小惑星着陸運用に参加しました。着陸成功後はイオンエンジンを作動させて地球帰還とカプセル回収を行いました。
2010年東京大学大学院修士課程修了時に、首席に当たる工学系研究科長賞を「マイクロ波放電式イオンスラスタにおける性能向上と光ファイバー探針による内部現象解明」で受け、2013年には第3回日本学術振興会 育志賞を受賞しました。2021年4月には文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しています。
現在、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 助教を務めています。
講演は静高から東大、はやぶさとの出会いなど自己紹介の第1部、はやぶさ初号機の第2部、はやぶさ2の第3部から構成され、宇宙への夢を熱く語る講師の話に、生徒は熱心に聴き入りました。各部毎に設けられた質問コーナーには毎回、会場から質問が絶えず、講演後も講師控室に大勢の生徒が質問に訪れました。講師はそれらにも時間が許す限り個別に丁寧に応答してくださいました。
読書週間
6月21日(月)~25日(金)読書週間
梅雨晴れの爽やかな気候の中、朝読書を実施しています。
また図書館では、図書委員が特集コーナーやPOPを作成し、書籍の紹介を行っています。
令和3年度 仮装
6月6日(日)仮装が行われました。
雨のため、時間を遅らせての実施となりましたが、発表が始まる午後2時頃には日が差し始めました。どのクラスも工夫を凝らした発表で、最後まで楽しむことができました。特に3年生のレベルが高く、演技、音響、美術など総合的に素晴らしいパフォーマンスでした。後輩たちに静岡高校の伝統を立派に引き継いでくれました。
静岡高校の「仮装」とは・・クラス対抗で8分間の無言劇を披露する。決められた予算の中で「テーマ」「独創性」「音響」「美術」「演技力」を競い合う、静高最大のイベント
令和3年度 卬高展
6月5日(土)卬高展が行われ、文化部を中心に展示や発表を行いました。力作ぞろいで、今年度は保護者の皆様や一般の方々にご覧いただけないのが残念でした。後日本校公式Youtubeチャンネルで紹介する予定です。
6月6日(日)の仮装は、雨のため日程を変更し実施します。天候と闘いながらの準備でしたが、今年のテーマ『不撓不屈』の精神で、クラス力を合わせてがんばっています。(6月5日準備風景)
令和3年度 卬高会総会・PTA総会
5月11日(火)、863名の会員の出席・委任状を得て卬高会総会並びにPTA総会が開催され、学校と保護者が手を携えて教育にあたる体制が整いました。
日 程
12:45~13:50 第4時限 授業参観会 ・総会受付
14:15~14:45 卬高会総会
14:45~15:15 PTA総会
15:30~ 1・2年生のクラス懇談会
2年 キャリア講演会(総合的な学習の時間)
本日、2回目の卬高探究では目標の1つである自己の在り方や生き方についてのキャリア講演会がありました。
講師は、株式会社Otono(オトノ)代表取締役の青木真咲さんです。
~以下、青木さん(大阪出身)のお言葉の引用~
静岡は、自然、産業の幅、歴史もあって豊かさに溢れていて人もやさしい。いるだけで幸せになれる所。
だから、まちの「光を観る人」を増やすために企業した。
働くことってすごく楽しいよ!と伝えるために来ました。
これから、たくさん「選ぶとき」がくるけど、自分で選んだ答えであれば大丈夫。
もし、失敗してもその経験のおかげと思えるから。
以上、素敵な言葉と時間をありがとうございました。
HRD(ホームルームデイ)
本日、HRD(遠足)で各クラスごと様々な場所に行ってきました。
天候に恵まれ、友人との仲も深まり、日頃の勉強の疲れからリフレッシュできたのではないでしょうか。
第63回 静商・静高 野球定期戦 一般のお客様の入場について【4月20日現在】
<第63回静商・静高野球定期戦一般のお客様の入場について>
一般のお客様の入場は9時から、中央口からのみとなります。
また、入場の際は県大会に準じ、マスクの着用をお願いするとともに、検温後、名前・連絡先・座席番号を記入する用紙をお渡し、退場の際に提出をしていただきますのでご承知くださいますようお願いいたします。
詳しくは「静岡県高等学校野球連盟」のHPで「第68回春季高校野球静岡県大会の入場について」を再度ご確認下さい。
2年 卬高探究オリエンテーション
本日、2年生において総合的な探究の時間が始まりました。校長先生から探究の重要性、小林先生から今年度の計画についてお話がありました。
次は、探究についての講話(校長先生より)の要点です。
・変化が激しく予測困難な時代を生き抜いていくために必要な力
・やらされる勉強から「やりたいこと」のための勉強へ
・生徒の数だけ探究があるという相乗効果
Q.なぜ、静高で「探究」をやるのか?
A.新学習指導要領の実施
A.これからの社会・時代に求められる力であり、社会・地域について考えるきっかけ
A.大学入試の変化への対応
A.大学での学びと先取り
今年度の計画(仮装、研修旅行)について(小林先生)