カテゴリ:高校1年
ケーブルテレビの取材がありました
工芸Ⅰの授業では、本校卒業生で人間国宝でもある芹沢銈介氏を取り上げるほか、型染を行っています。
今年は芹沢銈介氏の生誕130年にあたることから、愛知県のケーブルテレビの取材がありました。
生地を藍染めし、図案を考え、型紙を切り、抜染糊を置いて模様をつける…といくつかの工程がありますが、その中の主に糊置き工程の撮影になりました。生徒へのインタビューもあり、完成した作品を掲げながらコメントしてもらいました。
放映は年末の予定で、DVDを送っていただきます。ドキドキしながら授業で鑑賞したいと思います。
1年生 数理データサイエンス講座が開かれました
2024年10月7日(月)卬高探究 探究講演会 1年生
静岡大学情報学部情報科学科 准教授 遠山紗矢香先生をお迎えし、「探究活動で 数理・データサイエンスはどのように役立つか」と題して探究講演会が開かれました。
テーマやトピックは多岐に渡りました。
問題解決や学習の枠組みが考え直されている。検索で得た知識を使って複数名で新しい問題を解く。プログラミング言語Pythonで静岡高校のホームページを分析する。高校生の流行語を言葉の共起ネットワークで分析する。ネットワーク分析で人間関係を分析する。アメリカ西海岸から東海岸のある人に手紙を手渡しに届けてもらうまでに何人を経由するか(スモールワールド現象)などなど、様々な興味深い事例と発見に、生徒達の知的好奇心は大いに刺激されました。
本日の講演は生徒達のこれからの探究活動の大きな力となります。遠山先生ありがとうございました。
芹沢銈介美術館出前講座が開催されました
9月2日、工芸Ⅰの授業の中で、芹沢銈介美術館の学芸員さんによる出前講座が開催されました。
芹沢銈介氏は本校28期の卒業生で、生い立ちや生家が本通にあったと知り、親しみを感じました。また、芹沢氏の作品やデザイナーの仕事、膨大な民芸品のコレクション、そして人間国宝であったと知り後輩として誇らしく感じた生徒も多かったでしょう。
登呂遺跡の一角に佇む素敵な美術館に行ったことがない生徒が多かったですが、興味を持ち、訪れたいと思った生徒もみられました。是非、実物の作品を鑑賞し、素敵な建物がおりなす空間を味わってもらえたらと思います。
この後、工芸の授業で型染めに取り組みます。本日の経験を活かして欲しいです。
1年生(143期生)交通安全教室を行いました。
5月13日(月)、6限のLHRでは、交通安全指導員の方、警察官の方を講師にお迎えし、「自転車」の交通安全についての講話をいただきました。ある朝の自分たちの登校風景の動画を視聴して客観的に振り返りを行ったり、分かっているつもりになっているルールの再確認や、車両を運転することの責任の重大さを知ったりするなど、気づきや学びの多い時間だったと思います。自分の生命を守るため、そして、他者の生命や安全を守るためにルールは存在しています。今日の講話を自分事として真剣に受け止め、今日から実践していきましょう。
1年生(143期生)探究ガイダンスを行いました。
いよいよ1年生の探究が始まります。
「探究とは?」「卬高探究を通して身につけたい力」
「学問分野」について考えました。
今後は、「問い」について学びを深めていきます。
1年学年集会が行われました
9日に体育館にて1年の学年集会が行われました。
学年主任と進路課長からの話があり、高校3年間で目指すべき目標をどう考えていくか、その過程をどう計画していくかを生徒が真剣に考える場となりました。
令和6年度が始まりました
4月とは思えない陽気の中、新年度が始まりました。
エイプリルフールの本日、初々しい新1年生に向けてオリエンテーションが実施されました。
皆、緊張した面持ちで検診等を受けて、静岡高校での生活の第一歩を踏み出しました。
在校生・教職員一同、新生活をサポートしますのでご安心くださいね。
浅間神社で実地学習をしました 美術編
2月13日、美術Ⅰの授業で静岡浅間神社の実地学習を行いました。
小春日和の好天の中、漆塗りの建物や彫刻について詳しく解説していただきました。
20年に一度の大改修中で見られない建物部分もありましたが、漆が塗りたての部分と時間が経過した部分、修復が必要な部分の違いを比較することができ、経年変化を実感できました。塗りたて部分は周囲が映り込むほどツヤツヤでした。
普段立ち入れない本殿にも行かせていただきました。提出されたある生徒のレポートの一文を紹介します。
「自分の中でとても感動したことは神社の中がもう一つの世界なのだということです。富士山を建物で表現することで空を高め、そこから階段を上ることで神様のいる天とする。階段を上っている時私たちは雲の中。神社にロマンを感じたのは今回が初めてです。」
感動を得ながら学びが深めていけるといいですね。
音楽Ⅰ観阿弥終焉の舞台『舞殿』にて能謡奉納体験授業を実施しました
1月29日、お天気に恵まれた穏やかな午後、静岡浅間神社で音楽Ⅰ授業選択2クラスによる能「羽衣キリ」謡を奉納しました。能を舞える男子生徒がいるクラスの方では、舞も奉納しました。神聖なる舞殿では、音楽室では体験できない不思議な声となって謡が響き渡るのを味わうことができました。観阿弥の見た世界と同じ景色を体験でき、感動しました。
奉納後は普段見ることができない、舞殿の内側から上部の彫刻を鑑賞させていただきました。また、通常一般開放されていない本殿の方まで案内していただき、一木造の彫刻の素晴らしさを直に見ることができました。
知識を得られたことで、ご近所の静岡浅間神社により親しみを感じられるようになりました。
音楽Ⅰ静岡浅間神社実地学習のお知らせ(公開)
“観阿弥終焉の舞台”『静岡浅間神社舞殿にて能謡奉納』します。
日時:令和6年1月29日(月)
13:10頃 16HR(鈴木敬稔さんの舞も
見られます)
14:20頃 11HR(響きます)
会場:静岡浅間神社大拝殿前の”舞殿”
素木づくりの舞台
能の創始者;観阿弥が今川氏に呼ばれ駿河浅間の舞台にて舞い、15日後に亡くなるという、最後の舞台になった静岡浅間神社の舞殿にて静高音楽Ⅰ選択者82名が「能『羽衣』キリ」謡を浅間(あさま)神社、神戸(かんべ)神社に向かい奉納します。
※一般参拝者も沢山いらっしゃるので、静高関係皆様の御来場をお待ちします。
静岡浅間神社で実地学習をしました
工芸Ⅰの授業で国の重要文化財に指定されている静岡浅間神社に行ってきました。
天候には恵まれず冷たい雨の中、傘をさしながらの学習となりましたが、徒歩で移動して通常授業内で学習できる本校の立地は恵まれています。
「おせんげんさん」の愛称で親しまれている静岡浅間神社ですが、実は神部(かんべ)神社・浅間(あさま)神社・大歳御祖神(おおとしみおや)神社の3社からなる、神社の集合体です。
20年以上かけて建物の漆の塗り直しや彫刻の修復を行っており、経年変化した漆と鏡のように自分たちの姿が映る塗りたての漆との比較もでき、受け継がれている匠の技を見ることができました。
一般公開されていない本殿も案内していただきました。風雨の影響の受け方に差が生じることで、本殿の表側と裏側では彫刻の彩色や金箔の状態が異なり、説明にあった経年変化を実感できました。また、これらの社殿を作っていた職人さんが家具やプラモデルをはじめとする現在の静岡市の地場産業に繋がっていると知ることができました。
帰りにはおみくじを引いて楽しむ生徒もいました。実地学習を通して、おせんげんさんをより身近に感じられるようになりました。
1学年保護者会
令和5年10月11日(水)13:00~15:00 1学年保護者会に多くの保護者様が来校されました。
(校長挨拶)2学期始業式「生徒向け講話」の紹介:グラデュエーション・ポリシー、ウェルビーイングとハピネス、「偉人も悩んだ」など、2学期スタートに向けての生徒たちへの熱いメッセージを保護者様に紹介しました。
(学年近況報告)学年主任より、修学旅行(京都・奈良または台湾)について、進路希望調査(難関大学の志望者が多数)、積極性がみられる、「1週間に20時間以上の勉強をしよう」(1年次からこれができると第一志望に合格できる)などの話がありました。
(講演)「大学入試の現状とソーシャルスキルの重要性」講師:河合塾校舎長 小坂康之様
大学入試の現状と1年生が受験した「まなびみらいPASS」のリテラシーとコンピテンシーについての分析が報告されました。『受験勉強を通して成長(=成功)する→受験勉強で得たスキルは一生役に立つ』、『最後は「自分」で決める』など高校生活や受験での保護者のサポートについて、多くのアドバイスをいただきました。
(文理・科目選択説明会)教務課 小杉教諭より
7月7日に行われた生徒向け説明会の内容を確認するとともに、保護者様に向けて選択のポイントを説明しました。「1年生は文理・科目選択を通して、いよいよ自分の進路と正面から向き合うことになります。今後ともご家庭でのサポートを宜しくお願いいたします。」という言葉で話が締めくくられました。
1年生 防災講演会
令和5年9月25日(月)LHR 令和5年度 防災講演会(1年生)
「自分の命を守り、家庭や地域の防災リーダーになる」
講師 静岡県中部地域局危機管理課 小澤秀明様
【語り部動画】釜石の奇跡で知られる釜石市立釜石東中学校の元副校長先生と卒業生による「語り部動画」では、事前の防災教育で身近な人たちの命を守ろうという気持ちが生まれ、中学生が率先して避難を始めたことが小学生の命も救ったことが伝えられました。
【南海トラフ地震】被害想定死者数32万3千人のうち静岡県が10万5千人を占めること、しかし津波避難タワーなどによる減災効果により想定死者数が2万2千人まで減少することなどを確認しました。
【みんなにできること】として「静岡県公式防災アプリ」をスマートフォンにインストールして、自宅の震度や土砂災害情報、津波の高さ、水没状況について調べました。
たいへんショッキングな内容でしたが、災害を自分事としてとらえることができました。
【静岡県のWebサイト】静岡県公式防災アプリの説明はこちらです(別ウィンドウが開きます)
明るい選挙啓発ポスターが展示されています
令和4年度静岡市明るい選挙啓発ポスターコンクールに応募した作品が展示されていますのでご紹介します。
日 時 1月25日(水)~1月29日(日)10:00~17:00(最終日は15:00まで)
場 所 静岡市民ギャラリー第1・3展示室(静岡市役所本館1階)
静岡市葵区追手町5番1号
問合先 静岡市選挙管理委員会事務局 ☎054‐221‐1138
1年 濱川 静岡市コンクール 優秀賞 全国コンクール 出品
1年 尾崎 静岡市コンクール 委員長賞
1年生 卬高探究 講演会
令和4年4月22日「探究」をテーマに、東京工業大学 室田真男教授にお話し頂きました。生徒たちの今日のゴールは「学びに関して新しい視点を得て、試してみたいと思うことができる」、「学びをベースに探究をとらえることができ、自分なりの探究活動を考え始めることができる」の2点です。内容は、トピックとテーマの違いとは、DNAは60億ビットしかないので学ぶ必要がある、学ぶことは人間の本能である、学習の四本柱は全集中・能動的関与・誤りフィードバックとオープンマインド・定着である、睡眠中に記憶が整理される、などです。猫の学習、The Monkey Business Illusionの動画や 思考実験Candle problemも交え、笑いあり、アクティブラーニングありの、あっという間の60分間でした。生徒たちは、一言も漏らすまいと懸命に耳を傾けメモを取りました。探究の心に火が付いた1年生たちの、これからの取り組みが楽しみです。
工芸選択生徒の作品が 芹沢銈介美術館の夜道を照らします
そ2/5(土)・2/6(日) 芹沢銈介美術館の夜間開館に伴い、本校工芸Ⅰを履修する全生徒が創作した型染ランプシェードのランタンが美術館への遊歩道に並び、名建築と名高い芹沢美術館のライトアップに貢献します。
(建物外観の見学は自由です。美術館への入館は事前申し込みが必要です。)
詳しくはこちら芹沢美術館公式サイトから https://www.seribi.jp/index.html
静岡高校の芸術科目、工芸Ⅰでは、静高の大先輩であり型絵染の人間国宝として知られる芹沢銈介に学び、文様の創作や型染めの学習を深めるために、静岡市立芹沢銈介美術館の学芸員が来校する連携授業を、これまでに7年間行ってきました。今年度は、授業で制作した「創作文様型染バック」の染型を応用してランタンのシェードに文様を入れ、大先輩にオマージュを贈ることになりました。
授業で制作したバックと発光するランタンとでは、同じ文様でもまったく異なる魅力を発見することでしょう。
ぜひご観覧ください。
山田麻央さん しずおか新聞感想文コンクールで入賞
静岡高校140期15HRの山田麻央さんが、 2021年度第14回しずおか新聞感想文コンクールで入賞しました。
応募総数6,352作品の中からの快挙です。
「静岡大学と浜松医科大学の統合」に関する新聞記事を精読し、将来自分が進学、或いは就職する可能性のある身として、具体的な提言を論理的に述べた文章でした。
1年次よりの、ロジカルなコンポジション作成練習の成果が出て何よりです。
その他、奨励賞も8人が受賞しました。
令和3年度 防災講演会
9月27日(月)1年生が、LHRで静岡県地震防災センター 東山浩子さんを講師に迎えて防災のお話しを伺い、心構えを新たにしました。
内 容 自分の命を守り、家庭や地域の防災リーダーとなっていく人を育てるための「語り部動画(元 釜石市立釜石東中学校副校長・生徒出演)+防災講話(ふじのくにジュニア防災士養成講座の一環として)」
清水東高との交流展一般公開展示「感染症対策の生活を元気にするデザイン」
本校美術・工芸と清水東高校美術の履修生徒が、GW以降の休校中課題や授業として取り組んだ「感染症対策の生活を元気にするデザイン」から優秀作品を選抜し、一般の方にもご覧いただける機会として展示しています。
会 場:静岡高校 玄関ホール
会 期:前期10 /5(月)~10/10(土)・後期10/12(月)~10/16(金)
時間9:00~16:30
※前期には「衣・食・住」に関わる150点程度、後期には「医療や公共」に関するものを加えて合計305点を予定しています。
「感染症対策の生活を元気にするデザイン」展示しています
「感染症対策の生活を元気にするデザイン」が美術室前の廊下に展示され、話題になっています。
主に臨時休校が延長されたGW期間中の課題として制作したもので、感染症対策で生じるさまざまな問題に目を向け、生活や治療に貢献できるちょっとした工夫を考え、「イラストと文字」で表す。ポスターやアプリではなく、《物》または《物の使い方》を提案する内容です。興味深い視点やアイディアあふれる作品が集まり、多くの生徒が足を止めて読み込んでいきます。
今後、清水東高校と同じ課題で交流展を行う予定です。