“観阿弥終焉の舞台”『静岡浅間神社舞殿にて能奉納』<音楽Ⅰ授業>

「能『羽衣』キリ」を謡い浅間(あさま)神社、神戸(かんべ)神社に奉納しました。リーダーの「礼!(二礼二拍一礼)」に始まり四拍手に続き「あ~ず~ま~」と“東歌”を奉納

 

 

 

神様に一人ずつ向き合い、男声の低音が床に響き、女声の澄んだ声が天井に回り、静まり返った境内に謡が響き渡りました。観阿弥が亡くなる5日前に見た同じ景色を見ながらの謡は、一生の思い出になります。音楽室の時とは違う空間での生徒の謡には感動!しました。(音楽;榊原勝)

 

 40年振りの本漆塗替えが完成した楼門について宇佐美権禰宜さんから詳細に解説して頂きました。近くに居ながら、知らないことばかりの説明に、一つ一つ感動を覚えました。

 

 

 

『風姿花伝』に伝わる“観阿弥最後の舞”を舞台脇から観た世阿弥が「老いても花」と父観阿弥を称える言葉を残した貴重な史実を刻んだ、静高OB・元NHKアナ;山川静夫氏が建立された石碑について学びました。改めて地域、静岡県、そして日本の文化について考え、味わうことができました。