カテゴリ:学校行事
芹沢銈介美術館から寄贈 図書館に特設コーナー
型絵染の人間国宝として知られる芹沢銈介は、旧制静岡中学(現 静岡高校)出身、グランパレ国立美術館(仏)、エルミタージュ美術館(露)でも個展が開催された芸術家です。
芹沢銈介美術館(静岡市登呂)と本校工芸科との連携授業の一環で、この度美術館より展覧会図録ほか関連冊子16冊をご寄贈いただきました。
ご寄贈いただいた書籍は、現在本校図書館入口に「芹沢銈介紹介コーナー」を特設して展示していますので、ぜひ手に取ってページをめくってみてください。
令和2年度PTA総会・クラス懇談会
6月23日(火)、会員の委任状の総数925名を得て、卬高会(学校後援会)総会並びにPTA総会が開催され、学校と保護者が手を携えて教育にあたる体制が整いました。
14:15~ 同窓会館大会議室にて 学校後援会総会・PTA総会
15:00~ クラス懇談会(今年度は1年~3年まで一斉に行いました)
令和2年度 生徒大会が行われました
6月8日(月)に生徒大会が放送により行われました。
以下は生徒大会の中での自治会長の挨拶です。この状況下でも生徒が前向きに取り込もうとする様子が伝わってきます。
「全校生徒の皆さん、こんにちは。自治会長の八峠です。
今回の生徒大会はコロナウイルス感染対策のためこのように放送で行っていきます。
この度コロナウイルスの影響で、この生徒大会だけでなく学校や様々な行事、大会などが中止、延期となってしまいました。
感染予防の為には当然の判断だと分かっていても、それを目標として準備し、日々励んできたものの最終のゴールが、ぱっと消えてなくなってしまったのは、とても悔しく、悲しいことです。
一般の人や周りから見たら、今年だけ色々上手く行かないのはたまたまで仕方がない、今年だけ我慢だ、今年はしょうがない、今年はそういうものだ、と思われているかもしれません。
しかし、私たちの立場からすれば一生に一度の高校生活、とくに3年生は最後の最後の一年がこのような形になってしまい、本当にやりきれなくて、モヤモヤします。
私自身も、部活の演奏会や、自治会の最後の仕事が全て無くなってしまい、悔しいと言うより、立て続けにみんななくなっていき、今はもうどうせ希望を持ってももう無理だ、と諦めてしまっていました。
けれども学校が再開して、普段の暮らしに戻ろうとしている今、なにか出来ないかなと考えるようになりました。
綺麗事かもしれませんが、節目となる出来事が無くなったからと言って、今まで積み重ねてきたものが消えてしまう訳ではありません。むしろ、私たちの中にしっかり蓄えられているし、制限された中でもできることは沢山あります。
部活の大会や演奏会がなくなっても、新一年生が部活に入部した今、たくさんの後輩に自分たちの技術や思いを伝えることができます。後輩たちにある未来に託すことができます。
卬高祭が無くなってしまいましたが、静高生のもつ卬高、高きを仰ぐ姿が見られない訳ではありません。
行事に関わらず普段の行動で静高生らしさは十分伝わります。
消えてしまったものが沢山あっても、本当に大切な物は失われてはいませんし、それは伝えて残すことができます。
モヤモヤしてても前向きになって行動に移すことができます。
今の静高の様子を見ていると、戻りつつある日常に安心し、楽しく過ごしているような、明るい印象を受けます。
人によって差はあるかもしれませんが、静高全体は前向きに進んでいるのかなと思います。
色々思うことはもちろんありますが、今この瞬間この状況でできることを考えながら、早く元の日常に戻れるよう、引き続き感染予防に気をつけて生活していきましょう。」
令和2年度 1学期の学校が再開されました
感染症対策のため4月11日(土)より休校していた学校を、本日、5月25日(月)より再開しました。
今週は50分授業×5時間(部活動なし)の短縮授業、次週から同・部活動あり、6/8(月)から55分×5時間部活動ありの予定です。
学校再開にあたり、志村校長は放送によるSHRで、新型コロナウイルスが持つ3つの "感染症" という顔(日本赤十字社より)は、「病気そのもの」、「不安と恐れ」、「嫌悪・偏見・差別」であると。また、「感じ、勘を養い、観を育てる。(H29本校始業式訓話より)」ことが重要である。いま世界は大きなターニングポイントにあることを認識し、目の前の授業に取り組んでほしいと訓示しました。
オンライン即興型英語ディベートに参加しました
今年のPDA即興型英語ディベートの体験会はZoomによるオンライン開催となりました。
classiでの呼びかけに手を挙げた1~3年生22名の生徒が参加しました。やってみようと一歩踏み出したその勇気が大切です。志村校長先生による英語のオープニングスピーチで体験会はスタートしました。第1ラウンドはルールがよく分からず苦労している生徒もいましたが、第2ラウンドは楽しんでいる姿が印象的でした。
オンラインならではの利点を生かし、三重県立四日市高校との交流戦も行われました。
【生徒感想】
〇時事問題などについて仲間と話せたので、とても楽しかった。また、自分のチームの立場の主張に説得力が増すように論点を示すにはどうすれば良いかなどを考える、戦略的な英語ディベートに興味を持った。先輩や他校の生徒、先生との交流の機会にもなったのが良かった。
〇英語を話すことがあまり得意ではなかったけれど、仲間やジャッジの方が全力でサポートしてくれて、自分が英語だけでディベートをしている実感がわきました。また、私なんかよりも英語が、ペラペラしゃべれる方々とディベートをしたときに、ディベートで攻める点が良かったため勝つことができ、達成感を感じました。
〇他言語で意志疎通するのはこんなにも難しいのかとはじめて実感した。そしてチームで理論を構築していくなかで、多様な意見を吸収するほど内容が厚みを増すとわかり、 それを主張することも楽しかった。